ご挨拶

~第29回白樫祭の開催に寄せて~

海洋生物資源学部長

横山 芳博

 

 第29回白樫祭の開催おめでとうございます。福井県立大学海洋生物資源学部を代表してお祝い申し上げます。

 

 白樫祭は、小浜キャンパスが開設された1993年に始まりました。昨年度の第28回白樫祭は、新型コロナウィルス感染症拡大のために、初めてのWEB上での開催となりました。苦労して対面での開催を想定した準備に取り組んでくれていた学生の皆さんには大変申し訳なく、残念なことではありましたが、感染拡大防止のためには致し方のないことだったかと考えております。同時に、WEB開催を成し遂げた学生の皆さんの対応力・実行力を大変心強く感じもしました。今年度の第29回白樫祭は、小浜キャンパスを舞台に、対面形式とオンライン形式の両方を用いるハイブリッド形式で開催予定と聞いています。ハイブリッド形式での白樫祭実施も初めての取組みであり、いろいろとご苦労のあることと思います。実行委員会や関係する学生・教職員の皆さん、誠にありがとうございます。

 

 今年の白樫祭のテーマは「若海(じゃっかい)」ということで、若者(学生諸君)の活力溢れるさま、そして学生諸君に豊かな自然の恵みを与えてくれる若狭湾、これら双方から「若」の字を選び出し、学生諸君の学びの根本であり、皆が大好きな「海」とつなげてテーマとしたもの伺っています。どのような方法、催しなどによってこのテーマを共有するのか、大変楽しみにしています。地域の方々と小浜キャンパスで直接交流できないのは残念ではありますが、学生諸君が白樫祭を大いに楽しむとともに、学生同士、また、教職員などとの交流の場としても盛り上がること、そして、交流を通じて成長されることを祈念しています。

 

末筆ながら、白樫祭が開催できることを嬉しく思うとともに、重ねて関係各位に心より御礼申し上げます。すべての皆さまに、白樫際が楽しくそして心に残る時間になれば幸いに存じます。